特産品
JA東とくしま管内は勝浦川と那賀川の清流と山間地に囲まれた自然豊かな地です。
山と海、大地に恵まれた環境を活かし、多くの農産物が作られています。
山と海、大地に恵まれた環境を活かし、多くの農産物が作られています。
米(イネ科イネ属)
JA東とくしま管内は県内でも有数の米の産地として知られています。品種は主にコシヒカリが多く年間の集荷量は管内全域で約4,500トンです。また化学肥料や農薬の使用回数を制限した特別栽培米についてもJA東とくしま独自の栽培基準に基づいた生産指導、集荷、販売を行っており、約500トンの取り扱いがあります。
きゅうり(ウリ科キュウリ属)
つる性の一年草で種類が非常に多く、春キュウリと夏キュウリが栽培されています。品種改良が進み、近年は作型を問わない一代雑種がおもに利用されています。
全体の90%以上が水分で、ウリ科のなかでは冷涼な気候を好みます。
当JA管内では小松島市坂野町や阿南市羽ノ浦町で多く栽培され、年間取扱量は約2,000トンです。
全体の90%以上が水分で、ウリ科のなかでは冷涼な気候を好みます。
当JA管内では小松島市坂野町や阿南市羽ノ浦町で多く栽培され、年間取扱量は約2,000トンです。
なす(ナス科ナス属)
丸形から長形、色も紫赤、紫黒など変化に富んでいます。近年では中長型の一代雑種が主流になっていますが、地方種も一部で栽培されています。生育の適温は25~28℃で、日当たりのよい有機質に富んだ場所を好みます。
日本の栽培面積は世界第3位、単位面積当たりの収穫量は第1位です。
日本の栽培面積は世界第3位、単位面積当たりの収穫量は第1位です。
オクラ(アオイ科トロロアオイ属)
暑さに強く(生育適温25~30℃)、真夏でもぐんぐん育ちます。短期間で生長し、夜から早朝にかけて開花し、昼にはしぼんでしまいます。果実は食物繊維や各種ビタミン、ミネラル等を多く含んでいます。
JA東とくしま管内は県内一の産地で、主に小松島市を中心に栽培され、6~10月にかけて出荷されています。
JA東とくしま管内は県内一の産地で、主に小松島市を中心に栽培され、6~10月にかけて出荷されています。
菜の花(アブラナ科アブラナ属)
ビタミンCやミネラルが豊富な緑黄色野菜で、主に11月~4月に収穫されます。
JA東とくしまでは蕾の目立つ頭頂部をまとめたものと、掻きとった脇芽をまとめたたものが主流で年間約77トンの取り扱いがあります。
JA東とくしまでは蕾の目立つ頭頂部をまとめたものと、掻きとった脇芽をまとめたたものが主流で年間約77トンの取り扱いがあります。
分葱(ネギ科ネギ属)
ネギの1変種ともいわれ、ネギより寒さに弱いことから、関西以西で多く栽培されています。
JA東とくしまでは勝浦郡を中心に年間約10トンの出荷があります。
JA東とくしまでは勝浦郡を中心に年間約10トンの出荷があります。
しいたけ(キシメジ科シイタケ属)
きのこのなかでは食用としては最も一般的に知られているしいたけ。
オガコ等に栄養分を添加して培地を作り、種菌からしいたけを培養する菌床しいたけも盛んで、JA東とくしま管内では年間約157トン出荷されています。
オガコ等に栄養分を添加して培地を作り、種菌からしいたけを培養する菌床しいたけも盛んで、JA東とくしま管内では年間約157トン出荷されています。
たけのこ(イネ科タケ亜科タケ)
竹の若芽のことをいい、春の味覚を代表する食材です。「筍」という字にも表されているように生長が早く、10日(旬内)で竹になるといわれています。
JA東とくしま管内では3~5月にかけて小松島市立江町、櫛渕町を中心に出荷されています。
JA東とくしま管内では3~5月にかけて小松島市立江町、櫛渕町を中心に出荷されています。
トマト(ナス科ナス属)
温暖な気候と日当たりを好みます。
JA東とくしまでは、小松島市坂野町を中心に完熟トマトが多く、その他にフルーツトマトやミニトマトなど年間約20トンが出荷されています。
JA東とくしまでは、小松島市坂野町を中心に完熟トマトが多く、その他にフルーツトマトやミニトマトなど年間約20トンが出荷されています。
ブロッコリー(アブラナ科アブラナ属)
日本では白色の花蕾のものをカリフラワー、緑色の花蕾のものをブロッコリーと呼んでいますが、じつはどちらもキャベツの仲間です。
収穫時期は主に11月~3月で、JA東とくしま管内ではピクセル種の栽培が多く、年間約30トン出荷されています。
収穫時期は主に11月~3月で、JA東とくしま管内ではピクセル種の栽培が多く、年間約30トン出荷されています。
すだち(ミカン科ミカン属)
徳島県を代表する柑橘類で、JA東とくしま管内でも勝浦郡勝浦町や上勝町を中心に栽培が盛んです。
露地栽培のすだちだけでなくハウスや冷蔵ものをあわせることにより、ほぼ1年を通してすだちが出荷されています。
露地栽培のすだちだけでなくハウスや冷蔵ものをあわせることにより、ほぼ1年を通してすだちが出荷されています。
ゆず(ミカン科ミカン属)
11月頃から勝浦郡上勝町を中心に収穫が始まるゆずは、ハウス栽培されたものも含め年間を通じて出荷されています。
原料は搾汁施設で果汁酢やポン酢にも使用されています。
原料は搾汁施設で果汁酢やポン酢にも使用されています。
ゆこう(ミカン科ミカン属)
徳島県内でも一部の山間地でしか栽培されていないゆこうは、生産地、生産量ともに少ない柑橘類です。
そのなかでも上勝町は県内総生産量の半分以上を占め、原料用として出荷されています。ゆずよりもひとまわり小さく、まろやかな味わいが特徴で、10月頃から収穫が始まります。
みかん(ミカン科ミカン属)
柑橘類の代表する温州みかんは、JA東とくしま管内では勝浦郡勝浦町を中心に年間約2,000トン出荷されています。
5月~8月にはハウスみかん、9月~10月にかけては極早生温州、11月~12月には早生温州、そして1月~4月にかけては貯蔵みかんと1年を通じて出荷されています。
5月~8月にはハウスみかん、9月~10月にかけては極早生温州、11月~12月には早生温州、そして1月~4月にかけては貯蔵みかんと1年を通じて出荷されています。
出荷量の約7割が貯蔵みかんで、換気を徹底した貯蔵庫のなかで木箱に入れ熟成させる独特の方法で貯蔵されたみかんは、糖度と酸度のバランスがとれ、糖度13度を超える甘さを備えたみかんとなります。
いちご(バラ科イチゴ属)
生育適温は17~30℃。
近年品種改良が進み、JA東とくしま管内では主にさちのかが主流。11月~6月にかけて約160トン出荷されています。
近年品種改良が進み、JA東とくしま管内では主にさちのかが主流。11月~6月にかけて約160トン出荷されています。
やまもも(ヤマモモ目ヤマモモ科)
徳島県は全国の大半のシェアを占めるやまももの産地で、そのほとんどがJA東とくしま管内の小松島市櫛渕町です。
表年と裏年があり隔年結果が激しく、生産量は毎年一定ではありません。出荷時期は約2週間ほどと短く、6月初旬から下旬にかけて約20トン(原料含む)出荷されます。
表年と裏年があり隔年結果が激しく、生産量は毎年一定ではありません。出荷時期は約2週間ほどと短く、6月初旬から下旬にかけて約20トン(原料含む)出荷されます。
キウイフルーツ(マタタビ科マタタビ属)
さわやかな風味とあざやかな色彩が特徴のキウイフルーツ。
名前の由来はニュージーランドの国鳥「キウイバード」から来ています。JA東とくしまでは小松島市櫛渕町や勝浦郡上勝町で栽培が盛んで、主に12月~4月に収穫されています。
名前の由来はニュージーランドの国鳥「キウイバード」から来ています。JA東とくしまでは小松島市櫛渕町や勝浦郡上勝町で栽培が盛んで、主に12月~4月に収穫されています。
彩(いろどり)
全国的に有名な葉っぱビジネス「彩」は、テレビや雑誌などマスコミへの露出度も高く、上勝町を一躍全国規模の知名度に押し上げた一大産業です。
過疎化の進む上勝町において、高齢者の方々が山林で採取された葉っぱを料理のつまもの用として出荷しています。
商品数は300種類にのぼり、約150人の生産者により年間約2億5000万円の売上げがあります。
過疎化の進む上勝町において、高齢者の方々が山林で採取された葉っぱを料理のつまもの用として出荷しています。
商品数は300種類にのぼり、約150人の生産者により年間約2億5000万円の売上げがあります。
阿波牛
JA東とくしま管内では約10件の畜産農家が肉用牛を飼育しています。優良素牛の安定的な導入と徹底した飼養管理のもと、徳島で育った安全・安心な高級和牛肉「阿波牛」ブランドとして、消費者ニーズにあった品質の向上につとめています。
うなぎ
阿南市那賀川町は養殖うなぎの盛んな地域です。管内に10件ほどある養鰻農家との取り引きを通じて、国産うなぎの普及拡大に努めています。
JA東とくしまでは飼育用の飼料や加温用の重油等を提供しています。
JA東とくしまでは飼育用の飼料や加温用の重油等を提供しています。