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オーガニック・エコへの取り組み

 健康志向への大きなアプローチのひとつとして、JA東とくしまでは従来の化学肥料を使用した慣行農法とともに、科学的根拠に基づいた有機農法を取り入れた新しいカタチの農業を推奨しています。食と農を守るJAとして、環境保全型農業をめざしたオーガニック・エコへの取り組みをご紹介します。

特別栽培米への取り組み

 特別栽培米とは農林水産省が策定したガイドラインに沿って、慣行栽培より科学肥料や農薬の使用等を制限して栽培されたお米のことです。JA東とくしまではそのガイドラインより厳しい独自のガイドラインを設け、化学肥料と農薬の使用を慣行栽培と比べて5割削減、除草剤については特定の除草剤の使用を1回だけと規定し、より消費者の健康志向に沿った米作りを推奨しています。
 JA東とくしま管内では特別栽培米の生産者らで構成する生産部会の会員数が現在100名を超え、100ヘクタール以上の面積で栽培を行っています。消費者により安全安心なお米をお届けするため、生産者の方々と一緒にさらなる付加価値を追求するとともに特別栽培米の普及拡大に取り組んでいます。

エシカル消費への取り組み

エシカル消費自主宣言

 JA東とくしまの産直市「みはらしの丘あいさい広場」「よってネ市」「とれとれ市公方」では、地域の環境や人、社会に配慮した運営を心がけ、エシカル消費に積極的に取り組んでいます。
「エシカル消費ってなに?~世界を変える私たちの行動~」
(制作著作・提供:徳島県)

環境にやさしい農園づくり

 産直市「みはらしの丘あいさい広場」の敷地内にはJAが独自で運営する約6,760㎡の農園があります。「あいさい農園」と名付けられたその広大な農園は、用途に応じて大きく3つのカテゴリーにわかれています。子どもたちや一般の方々にイベントなどで実際に農業に触れていただくための「体験農園コーナー」、ご契約いただいた方々に1区画(4m×5m)ごとに年間一定の金額で圃場をお貸しする「貸し農園コーナー」、またJA東とくしまが有機肥料を使って野菜を育てている「エシカル農園コーナー」では、環境にやさしい有機農業やエシカル消費について学ぶことができます。
 一般社団法人日本有機農業普及協会の小祝政明代表理事が提唱するBLOF理論に基づき管理されているエシカル農園コーナーでは、那賀川の河川沿いから刈り取った雑草を堆肥として土に混ぜ込み、土づくりを行っています。農園内の土壌改良をすることにより土の団粒化をすすめ、通気性や透水性、保肥力を向上させることにより、根域の拡大をはかり土を養成させるなど環境に配慮したエシカルでエコな農業を実践しています。

産直市にエシカル農産物コーナー

 産直市「みはらしの丘あいさい広場」内にはエシカル農産物コーナーが設置されています。
旬の野菜が詰め合わされ、県内外に発送可能な「エシカル農産物セット」も取り扱っています。

人と生きものに優しい農業への取り組み

 農薬や化学肥料により、本来の自然の力が弱くなっています。害虫を食べるカエルやクモが減り、土を耕すためにもっと強力な農薬や化学肥料が必要になってきています。
 JA東とくしまでは自治体や関係団体などと連携し、生物多様性農業を推進しています。実際に土に触れ、田んぼの楽しさや豊かさを知りながら田んぼの生き物調査をするなど人と生き物に優しい農業をめざしています。

SDGs(持続可能な開発目標)への取り組み

 2015(平成27)年9月、国連はニューヨークの本部で開催されたサミットで、地球上の誰一人として取り残さないための、全世界が2030(令和12)年までに取り組むべき17のゴールと169のターゲットから構成される「持続可能な開発目標(SDGs=Sustainable Development Goals)」を発表しました。
 私たちは普段食べている食事や着ている服がどこかで誰かが作ったものであることは知っていても、その裏側や背景には劣悪な労働環境や長時間労働によって作られた可能性、まともな教育を受けられずに強制的に働かされている子どもたちが作っている可能性、また美しい自然や動植物の犠牲の上に作られている可能性が潜んでいることについて深く考えることはあまりありません。
 近年の生産コストを下げて安い製品を大量に販売するビジネスモデルにより、私たちは品質の良い商品を以前では考えられないほどの安価で手に入れることができるようになりました。しかしそれらは途上国の飢餓や労働力搾取、環境破壊などの上に成り立っているかもしれず、それはどこか遠い国の誰かの話ではなく、私たちにとっても非常に身近な問題です。
 私たちJAにとってもこのSDGsは大きな目標であり、自然を愛し、農業を愛し、地域とともに共生するJAとして農業振興や地域の活性化に取り組むことこそ、このSDGsの考え方そのものと言えます。
 多様性のある社会の実現や環境問題、貧困の根絶など多くのゴールがあるなかで、私たちJA東とくしまは「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「つくる責任つかう責任」をはじめとする食と農に関することを中心に、農業振興を通じて農業から地域を、社会を、そして世界を変えるための取り組みを続けています。

そのおいしさにはワケがある 未来の食と農を創造する

 関係団体や企業、行政などと協力し、有機農業を通じて食と農、そして環境を考えるイベントとして2012年から開催している全国規模の大会です。2017年の第6回大会からはJA東とくしまが主催者として大会の実行委員長を務めています。
 オーガニック・エコフェスタでは、一般社団法人日本有機農業普及協会や小松島市生物多様性推進協議会、生活協同組合連合会コープ自然派事業連合などの協力により、有機栽培で育てた農産物や環境に配慮した商品の紹介だけでなく、高品質多収穫栽培の技術を有する生産者と、新しい食生活の提案を求める消費者とのマッチングもめざしています。

栄養価コンテスト

 健康を支えることができる栄養価の高い農産物を安定的に生産できる技術の確立をめざし、オーガニック・エコフェスタでは全国の生産者が育てた農産物を集めて栄養価コンテストを開催しています。見た目や規格で判断されがちな野菜の栄養価や機能性などを数値化し、その結果をもとに分析しています。コンテストに出品された栄養価の高い野菜の作り方は、他の参加者たちにも共有され、多くの方が取り組むことができます。
 JA東とくしまは一般社団法人日本有機農業普及協会の小祝政昭代表理事の提唱するBLOF理論に基づき、栄養価が高い野菜づくりの指導・普及に取り組んでいます。
【協力】一般社団法人日本有機農業普及協会、生活協同組合連合会コープ自然派事業連合、小松島市生物多様性農業推進協議会、NPO法人とくしま有機農業サポートセンター、オンダン農業協同組合、株式会社ジャパンバイオファーム、株式会社豊徳、ナカガワ・アド株式会社(あど畑事業部)
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